進化するカフェの利用目的

進化するカフェの利用目的

近年のスイーツブームにより、パンケーキ専門店やパフェ専門店など、スイーツ専門店の人気が高まっていますが、そんな中でも「断然カフェ派!」という人は意外と少なくないのではないでしょうか?もちろんスイーツは好きだけど、どうせ食べるなら話題の専門店じゃなくて、お気に入りのカフェで…という人もいるかもしれません。カフェを愛する人は、なぜカフェを選ぶのでしょうか。

話題になっているスイーツ専門店は、連日行列ができるほどの人気で、一人では少々入りにくいと感じることもあるでしょう。しかしカフェは一人でも入りやすいですし、居心地の良い、長居したくなるような雰囲気があります。もちろん、「長居お断り」という店もありますが、今注目されているのは、来店した人にできるだけゆっくりしてもらうことを前提としたカフェです。例えば、好きな読書を楽しみながらお茶や食事ができるブックカフェ、小さな子供や赤ちゃんが一緒でも安心して過ごすことができるキッズスペースや小あがりのマット席(椅子やソファではなく、マットレスが敷かれたスペースで、赤ちゃんを隣で寝かせておいたり、はいはいをしたりしても安心であるように考慮して作られた席)があるカフェなど、思わず長時間いたくなってしまうような、色々な世代やニーズに合わせたカフェが増えているのです。

もちろんカフェは飲食店ですから、ドリンクや軽食、スイーツがおいしいことは大前提です。しかし、おいしいものがあるというポイントだけでなく、カフェの雰囲気やシステムに魅力を感じて利用する人たちが増えてきたのではないでしょうか?出先でちょっと仕事をしたい、勉強したい場合、座席にコンセントがあったり、無料Wi-Fiが使えたり、隣の席との間にパーテーションがあったりと、そんな配慮がされている店は、多くの人に利用されるでしょう。他の店にはない、それらのサービスやシステムを利用するのに多少の追加料金がかかったとしても、利用するだけの価値があると判断する人は多いはずです。ただの飲食店ではなく、居心地の良さや利便性にこだわることで、カフェは現代の人々に支持されていると言えるでしょう。

かつての喫茶店、カフェと言えば「誰かとお茶を飲むところ」「休憩したり、おしゃべりを楽しんだりするところ」というのが一般的なイメージでしたが、今では「一人でリラックスできるところ」「便利に使えて、お茶が飲めるところ」へと進化してきたのかもしれません。時代の波にのり、進化を続けるカフェ業界はこれからも盛り上がるでしょう。